平成26年12月10日大阪市立大学 第2回災害対策本部訓練報告
大阪市立大学では、平成19年より防火?防災総合訓練を実施し、毎年規模を拡大して平成22年より杉本地区全体で4,000人規模の訓練にまで発展させると同時に、全教職員を自衛消防隊の一員として位置づけた上で、学生の避難誘導や初期消火等の訓練を行って参りました。
昨年度には、若手職員中心の第1期「災害対策特命ワーキンググループ」が結成され、発災直後の避難行動などが終了した後の災害対策本部での活動をイメージした第1回災害対策本部訓練を実施しました。また、訓練成果を踏まえ「大阪市立大学 杉本キャンパス 災害対策マニュアル」も発行されました。
そして、今年度も第2期となる「災害対策特命ワーキンググループ」が結成され、昨年よりも訓練内容を充実させた第2回災害対策本部訓練を実施しました。
今回の訓練では、学術情報総合センター10階大会議室を災害対策本部と見立て、第二体育館、全学共通教育棟、学術情報総合センター1階ホールなどを利用して実際に、学生や地域住民のための避難所開設や必要物資の準備、建物や施設の点検、救護所の運営、学生や教職員の安否確認など、各班の任務に基づいた実動訓練を行いました。各訓練場所に配置された参加者は、トランシーバー等を利用して本部と連絡をとりながら、それぞれの任務に従い、時間経過とともに刻々と変化する状況に応じた訓練を行いました。
訓練を通して、実際の災害時に各自が取り組む任務について具体的にイメージしていただくことができ、各班の任務や訓練の内容に関する改善策の提案など、参加した皆さまから多くの前向きな意見が寄せられました。
災害対策特命ワーキンググループでは、今回の訓練で参加者から寄せられた意見を参考に、マニュアルの改訂作業を進めるとともに、引き続き災害への備えを教職員に周知することにより、より一層「災害に強い大学」をめざしたいと考えています。
災害対策本部訓練風景 |
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