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未来のアスリートが大学ならではの科学実験を実施

2019年03月20日掲載

教育?学生

 2019年3月4日(月)、杉本キャンパスにおいて、大阪市立咲くやこの花高等学校と本学都市健康?スポーツ研究センターが高大連携事業として取り組む「スポーツ科学実習」が行われました。高校では体験できないスポーツ科学実験を通して、スポーツをより科学的に考察する能力を養うことを目的とする本実習は、今回で4度目の実施となり、咲くやこの花高等学校の総合学科スポーツ系列2年生19名が参加しました。
 「運動生理学分野」グループでは、呼気ガス分析をテーマに自転車エルゴメータを用いた最大酸素摂取量の測定を行いました。最大酸素摂取量とは、1分間あたりに身体が取り込むことができる酸素の最大量であり、全身持久力の科学的な指標です。最大酸素摂取量が高いほど、より強い運動をより長く続けることが出来ます。

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オリエンテーションの様子

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運動生理学分野グループの実験様子

 また、「バイオメカニクス分野」グループでは、力?パワーと運動の関係についての講義を受けた後、都市健康?スポーツ研究センターに新たに導入された地面反力計(フォースプレート)を用いた垂直跳びにおける地面反力の測定と膝伸展の筋力測定を行いました。実習生たちはそれぞれの結果をもとに、脚伸展力?脚伸展パワーと跳躍高の関係、そして脚伸展力?脚伸展パワーと地面反力の最大値との関係について考察しました。

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フォースプレートを用いた地面反力の測定

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脚伸展力測定の様子