医療の国際展開を目指して(2019.11.15)
医学研究科の取り組みが、「2019年度 医療技術等国際展開推進事業の研修プログラム」に採択されました。本事業は、日本の医療制度の共有や医療技術の移転、医療機器の国際展開を推進することで日本の医療分野の成長を促進しつつ、相手国の公衆衛生水準および医療水準の向上に貢献することを目的に国立研究開発法人 医療研究センターが実施しています。
研修プログラムのひとつである「フィリピンにおける医療画像診断能力強化支援事業」の一環として、2019年11月15日(金)、フィリピンの医師や放射線技師ら8名が阿倍野キャンパスを訪れました。研修では、医学研究科 肝胆膵病態内科学の打田佐和子講師による本学の医学教育制度や画像診断ナレッジサービス「読影指南」についての講義のほか、肝胆膵内科医師とのディスカッション、スキルスシミュレーションセンターの見学等を行いました。いずれの講義や見学においても活発な質疑応答がなされ、双方にとって実りの多い研修となりました。