佐藤和信理学研究科教授が「大阪スマートエネルギー?ビジネスシーズコンペ」で最優秀賞を受賞
理学研究科 佐藤和信教授が、大阪府主催の「大阪スマートエネルギー?ビジネスシーズコンペ」において最優秀賞を受賞しました。
同コンペは、近年成長が期待されているスマートエネルギー分野における技術発掘と新ビジネス創出を目的に、同分野における日本で初めてのコンペ事業としてビジネスシーズを公募したもので、佐藤教授の技術提案「有機二次電池デバイスの微視的評価と機能」は、「電子スピン共鳴技術等を用いたラジカルの電子状態評価手法の確立は、今後の電池デバイスの発展に大いに期待できる」と高く評価されました。
受賞案件については、3月26日(月)に財団法人大阪科学技術センターにおいて、表彰式?受賞者発表会?マッチング会が開催される予定です。
技術提案の概要
有機二次電池デバイスに、マイクロ波パルスを用いる電子磁気共鳴(ESR)法を適用することにより、電池デバイス内の電気化学を解明する手法を開発。電子固有の性質であるスピン物性を直接的に観測することにより、デバイスの高効率化、高機能化を可能とした。
(参考)
大阪府の報道発表資料「大阪スマートエネルギー?ビジネスシーズコンペの最優秀賞等が決定しました!」